8EST

9月29日の、長居陸上競技場の公演を見て来たよ。
正直、もうスタジアムなんてどーでもいいやって思ってた。スタジアムの申し込みなんて気付いたら終わってたし、サマリーでいっぱいいっぱいだったし。

でもサマリーが終わって、ゲンキンにもエイトに向き合う余裕が出て来たので、チケット探した。
こんなとき、自分がすばる担であったことを思い出す。気持ち悪いぐらいに、忘れる、というか非現実的になってしまっている自分の「すばる担」の歴史が、
比較的楽にチケットが見つかったり(本当にありがとうございました)、(すばる担であった私を)”知っています”、なんて言われたときああ、と思い出したりする。
嬉しい様な、ちょっと悲しい様な、そんな感じ。


エイトにかける時間も気持ちもお金も減るだろうってなかで、その大事な一回が雨の長居で本当によかったって思った。
ほんとはさ、さよならを言うつもりっていうか、あ、やっぱりもう私に一番必要なのは健人くんなんだ、っていうのを実感しに、そのための素材集めとして長居にいった感があるのね。
自分の中ではすみわけが出来ていても(形が変わっても、好きなものは好きでしょう)、言葉にする時とか、人に話すときのための「さよなら」を作りにいったの。

でも、終わってみて、そんなのぜーんぶ忘れて、ただ、ただ本当に楽しかった。
公演内容的にも、関ジャニ∞の歴史を「今」のエイトがなぞるような、取り様によってはいくらでも、泣けたし、懐古出来たんだとおもうんだけど。
そんなのどっかにやっちゃうぐらい、全力で楽しかった。

いちばんびっくりしたのは、そこでもう「すばるくんから離れられない」とか、好きすぎてどうしよう、とか言いながらいそいそと天秤を出してみる、じゃなくて単純に、「ああ、また来たいな」って思えたこと。

「担当」という言葉で自分を飾っていた時には見えなかった、知らないうちに積み重ねていた「好き」は、思わぬ形で、自分に「自然な距離感」ていう宝物を残してくれたのだと思う。
もう、すばるくんの事で、たくさん悩んだりすることはないかもしれない*1って、すばるくんが30になったあたりから思っていた。寂しかった。

で、それの寂しさは二つあって、「大人になってしまったすばるくん」ていうのと、降りたことによる「外野」感がそうさせてしまうのでは、自分の気持ちが離れたからもうすばるくんのことが見えなくなってしまったのでは、っていう怖さがあって。


実際日頃いろんな所で、自分が前よりエイトのことを見ていないってこと実感する。
でも、ライブに行けば、全部忘れて、その場にいるすばるくんと、エイトと、「エイター」として時間を共有出来るんだってこと、それこそいつだって、「君もすでにエイター」ってことを体感出来るんだって、これはもうジャニオタであることを越えた所で、変わんないんだろうなって思った。

あ、そうそう。日頃エイター、ってことば、他人に面白がられたりする為に使われてたり苦手意識持たれたりしてるんだけど、
ほんとはずっとずっといいものですよ、eighter。
毎回お客さんは違うけど、本人たちが単純に、そこに来る人をエイター、として接してる姿は、お客さんとか、ファン、てのよりも内輪に入れてくれてる感じがする。
それを心地よいととるか気持ち悪いと取るかは人それぞれだけどさ。
でもその場限りの、うん万人の内輪ノリ、同じアホならノらなきゃ損々、だよ(笑)

ファンに名前つけるのいやだ、って言う人いるけど、それとエイトがエイターと呼んで大事にしてることや、ファンがエイターとして、とか言ってるのを外からわざわざpgrするのはまた話が別ですよねって思う。


よくある、好きを別名で保存とか、殿堂入りとか、ホームとか。全部しっくりこなくて、もっと言ってしまえばなんかずるいなって思っていて、だから自分だけの言葉を見つけたかった。
でも、たぶんその表現がしっくりこないとかずるいんじゃないなって。わざわざネットで宣言すること、演出することがずるいんだなって最近思う。
だからわたし、言葉は全然見つかんないんだけど、このままでいるわ。


ただあれですね、たぶん相当な数の要素*2が織りなしたゆえの楽しさであったと思うので、エイトはもう心配ない、なんて全然言えないです(笑)
エイトのライブの面白さって、セトリや演出が担ってる部分がわりと少なくて笑う。そんなの出来るのエイトしかいねーわって思ってるんだけど、逆を言うとジャニーズそれでいいんかwっていうのもあるんで、りょーちゃんの長居での、最後の挨拶の言葉を借りるね。

大阪、京都、兵庫から集まった、*31人1人見たらへんなヤツばっかりなんですけど、その変なやつが集まった関ジャニ∞というグループが僕は大好きです。これからもっとでっかく・・・と言えばいいんかな、自分らがかっこいいと思える事を突き詰めていって、皆がいつ見ても「ああもう、めっちゃ好きや!」って思える、そんなグループになっていこうと思うので、これからも応援のほどよろしくおねがいします!


エイトはでっかく、でっかく、っていつも言うけど、具体的には?って思っていて。
具体的、で答えるのは絶対に無理なんだけど、りょーちゃんが噛み砕いて教えてくれたよ。
りょうちゃん、年々口べたになるし、だから最後の挨拶でりょうちゃんが話し始めたとき、正直ハラハラしたんだけど。

こういう時に最高にキメてくるのがりょうちゃんであり、関ジャニ∞だと思った。私はこの実感しか出来ない見えない力をずーっと信じてる。


長居のすばるくんは、自然体だったよ。
わたしが、わたしたちが?ずっと、すばるくんが暗い顔したり、MCで一言も喋らなかったり、どこ見てんだか何で笑ったのかわからない笑った(ような)顔をしたり、コワイかおしたり、がなったりする度に、
それがめちゃくちゃ好きだと思いつつどこかで「すばるくんの本当の姿」も同時に見ていたような、その「本当の」部分がまるだしだったと思う。

かっこよくて、かわいくて、無邪気で、おっさんで。
レンジャーで「明日の分も届ける」って言ったとおり、いつもより、ずーっとずーっと優しくて、こっちを見ていたと思う。
それが29日だけのものだったかもとか、成長したからかもとかはどーでもいいんだ、もう。


うん、そんな感じです。

*1:とかいってると全然そうはならんのがすばるくん

*2:野外、雨、翌日公演の中止、個人的初日などなど

*3:律儀に全部言う所がりょうちゃんらしすぎる