あのね、

言葉にしたくない。
言葉にして共有することを望んでない。
と言いつつ、時がたてば共有したくなって、ぽつぽつと落とし始める自分も見えている。


言葉にするってことは、ある程度まとめて、わたしの口のサイズからのどを震わせて音にのせて気持ちが出てくること。
文字なら、手をつかって気持ちを形として作ること。
そしてそれをこういう所に書くということは、誰かに私の文章を読んで感想を持たれることだ。
それすらもされたくない。



生きている気持ちは言葉にした途端躍動感を自分の中で失う。
というか、型にはまる。そして誰かに伝わる。
この自分の中にしかないうねるような感情は、表現するまでうねり続け、今、わたしだけのもの。



それを大事にしたい。見せたくない。いつか見せたい。



渋谷すばるはそういう気持ちにさせる天才だ。
彼が天才だなんて言いたくないが、これだけは絶対だ。





あかんやつやったよ、すばるくん。